【ある日の施工事例】不要基礎の小割り作業(セリ矢使用)【斫り】

不要基礎の小割り

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【斫り・解体の対象】無筋のコンクリ基礎

この日の相手は厚さ250~300mm程度の無筋基礎でした!

どうやら仮設機械のベースだったようです。

電動作業で呼ばれて来てみたらこれだったので少し驚きました(笑)
電動ハンマーで斫って小割りしていたら2〜3日かかっていたかも知れません💦

ドリルで穴を開けてセリ矢を差し込んでいる様子

相手が無筋なら斫るより割るのが正解!

ちょうど車にHIKOKIの充電式ハンマードリルを積んでいたので、
ツールバッグに常備しているセリ矢と合わせて活躍させる絶好の場面です。


無筋の小割りはこの組み合わせに勝るものはないと思っています!笑

もちろんコンプレッサーのブレーカーとかの大物とは比べてはいけません!

手持ちの工具では、いざという時に本当に助かる組み合わせです。

セリ矢で割れば掃除もラク!

サイコロステーキのようですね!
セリ矢を使えば細かいガラにならずに片付けも楽です。
軽くはないけど誰でも持てるサイズに割っています💪

ハンマードリルで数箇所の孔を開け、
矢を刺して石頭ハンマーで順番に叩いていくと、クサビが効いて徐々に外向きに力がかかり
クラックが入り割れます。

石屋さんが使う技術のイメージですね!

作業中の動画がないのが残念です。


無筋のコンクリートや石なら多少大きな塊でも充電ドリルと小さいセリ矢でも十分割れます。


例えば厚手の捨てコンを斫って割りたい時や、型枠がパンクして大きく孕んだ躯体を斫る時の先行割りなど

たまにある「え!?これ電動で斫るの!?」って時のために矢を数セット常備しておくと助かる場面があるはずです✌️

ツールバッグに矢を常備しておくだけで、
緊急の場合、穴開けのハンマードリルは現場の監督が持ってたりするので相談してみるのも良いでしょう!

有筋の躯体にはセリ矢は使えない?

長く現場に入っていると「これはコンプレッサー仕事だろ」って規模の躯体の変更を急に頼まれることもあります。
本当に無理なら断るしかないのですが。

例えば、サッシ開口を300mm広げてほしいとなった際、セリ矢を持ち歩いていると、ドリルさえ借りられれば、
鉄筋を避けて数カ所穴を開けてセリ矢を叩けばパカっとは割れなくてもクラックは入ります。

適宜クラックを入れながら斫ると電動ハンマーだけで斫るよりよっぽど楽に斫れるようになり時短にもなります。

ぜひまずは2〜3セット用意しておいて機会があればチャレンジしてみてください✨️

今回使った主な工具

今回のような施工事例の他にも【現場で自分の価値を高めるマインド】や
【ツールの紹介】などの記事も公開しておりますので是非合わせてお読みください。

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