HIKOKI 新型充電器 UC18DAがすごい!USB でマルチボルト36vが充電可能に!

ハイコーキUSB充電対応新型充電器HiKOKI コードレスUSBアダプタ UC18DA

こんにちは!湘南ユーテックです。

弊社では、内装解体の現場ではHiKOKIのコードレス工具(マルチボルト)をメインに使っています。

現場には常に予備のバッテリーが転がっている状態なのですが、
余っているバッテリーをさらに日常使いしやすくするありそうでなかったアクセサリがついにHiKOKI本家から発売されました。

コードレスUSBアダプタ「UC18DA」です。

「え? バッテリーをUSB電源にするアダプタなんて、以前から売ってるじゃん」
そう思った方、ちょっと待ってください。

この商品は、ただのアダプタじゃありません。
これまでの社外製互換品や、旧モデルにはなかった【USB入力】が搭載されたことで、私たち職人の車載工具の充電環境を劇的に変える可能性を秘めています。

今回、入手したこの新型充電器を、現場職人の視点でレビューします!


UC18DAの特徴:これはUSBアダプタを兼ねた超小型の「充電器」

hikoki uc18da

このUC18DAの最大の価値は、「USB Type-Cポートを使って、HiKOKIのバッテリー自体を充電できる」という点にあります。

これまでの常識では、バッテリーを充電するには、あの【黒い弁当箱のような急速充電器(UC18YDL2など)】を持ち歩く必要がありました。
しかし、このUC18DAがあれば、スマホ等と共有の充電器(PD対応)とケーブルさえあれば、バッテリーの充電ができてしまうのです。

  • 旧来の悩み:「ブロワーやライトなどの車載サブツール用バッテリーの充電が手間…」
  • UC18DAの解決策:「ポーチに入るこのアダプタとケーブルを車に持ち込むだけでOK!」

これは、車載荷物を減らしたい解体屋や、車移動の多い職人にとって、まさに革命です。


私が「UC18DA」に利便性を感じる理由!

① 「サブ工具」の充電ストレスがゼロになる

✅️これが個人的に最大のメリットです。

皆さん、車にHIKOKIの【コードレスブロワー】【エアダスター】を積んでいませんか?
【ワークライト】でも良いでしょう。

これらのツールは現場内で使う分にはバッテリーに困らないかもしれませんが、
私の例で言うと【車に乗り込む際の作業着の埃飛ばし】【工具を積み込む際の掃除】【夜間の積み下ろしの照度確保】
など、現場外でのサブ的な使用のために車載しており、バッテリーが切れたときに地味に困ることが多々あります。

いざ使おうと思った時に「充電がない!」となった時、どうしますか?
これまでは、わざわざ道具の山の奥からインパクトドライバーのケースを引っ張り出し、
デカい充電器を取り出して、コンセントを探して…とやっていました。正直、めちゃくちゃ面倒くさいです。

💡でも、今回のUC18DAがあれば、USB(Type-C)電源に挿すだけ!
車の中や、ちょっとした休憩スペースで、気軽にサブツールのバッテリーを回復できます。
せっかく車載しているツールを「充電器を出すのが面倒で使わなかった」という本末転倒な事態がなくなりました。

 

② 休憩中の車内が簡単に高出力な充電ステーションになる

スマホはもちろんのこと【充電式ヘッドライト】や【ワイヤレスイヤホン】など、職人の周りには充電が必要な小物が溢れています。

現場の休憩中や、車での待機時間に手元に転がっているハイコーキのバッテリーにUC18DAをカチャッと装着すれば、そこが即席の充電ステーションに早変わり。
他にポータブルバッテリーを持ち歩かなくても、手持ちのハイコーキバッテリーで全てのデジタル機器を賄える。この身軽さは一度味わうと戻れません。

このUC18DAは出力用アダプタとしても優秀です。
最大65Wの高出力なPD(Power Delivery)対応で、タブレットやスマホの急速充電に対応しており、ノートPCまで充電に対応しています。

UC18DA 充電イメージ
公式ストアよ

※蓄電池充電中のスマホ充電には条件あり

2口あるtype-Cポートのうち1口は入力側も兼ねています。こちらがPD高出力に対応しているため、蓄電池を充電中はノートPCやスマホの急速充電はできません。
もう一口のポートは5v/2.5Aになっており、こちらからのスマホなどの通常充電は可能です。

③ 手持ちの工具用バッテリーが災害時の備えになる

余ってる手持ちのハイコーキ マルチボルトバッテリー

台風や地震で停電した時。手元や車内にHiKOKIのバッテリーがあれば、UC18DAを使って家族のスマホを充電できます。
そして、ただ放電一方ではなく、車のエンジンを掛ければType-Cカーチャージャーを通して蓄電池そのものを充電できる、
「電気の入り口と出口」の両方になれるこのアイテムは、防災グッズとしても頼りになります。

この充電器を買う方は、おそらく私と同じ様に各工具ごとに何個も予備のバッテリーがあるでしょう、
普段使っている工具のバッテリーがいざという時の予備電源になる安心感は心強いですね。

300ルーメンのLEDライトがしっかり明るい

UC18DA自体にライトがついているので、バッテリーが繋がってればボタン一つで応急用の電灯には申し分はない。
その手軽さから夜間の積み下ろし用に車載しているワークライトが不要になってしまうかもしれません(笑

ハイコーキUSB充電対応新型充電器
ハイコーキ新型充電器UC18DA LEDライト

 

type‐c入力は「どんな充電器でもOK」ではない点に注意

ここで一つ、買ってから後悔しないために、お伝えしておきたい注意点があります。

Type-Cの充電器なら何でもいいんでしょ?」と思って、100均の安い充電器や、昔のiPhoneの小さいサイコロのような充電器を使うと…充電できません。
HiKOKIのプロ用バッテリーを充電するには、それなりのパワーが必要です。
基本的には付属の充電プラグを使用するのがおすすめですが、カーチャージャーや充電器を別途用意する場合はスペックに注意しましょう。

⭕️ 使える充電器(PD対応)

UC18DA付属充電プラグ
  • 「PD(Power Delivery)」対応と書かれた急速充電器
  • 出力 45W〜65W以上 推奨
  • 最近のノートPC(Type-C充電)のアダプタ
  • 本製品(UC18DA)に付属している充電器

 

❌ 使えない・遅すぎる充電器

  • 昔ながらのUSB-A(四角い差し込み口)の充電器
  • 車のナビやオーディオについているUSBポート
  • 100均やコンビニの安価な低出力充電器

「PD対応」。 これだけはテストに出るので覚えておいてください!
(※付属のACアダプターを使えば間違いありません!)


【Q&A】充電速度は?車で充電できるの?気になる疑問を検証

Q. 車のシガーソケットで充電できる?

A. 「PD対応カーチャージャー」を使えば充電できます!

カーナビ接続のUSBポートなどは出力が弱く、充電できないことがほとんどです。
車で移動中に充電したい場合は、シガーソケットに挿す「PD対応(45W以上推奨)」のカーチャージャーを別途用意しましょう。
これさえあれば、現場への移動中にバッテリーを充電できます。

おすすめ商品例
Anker 535 Car Charger (67W)

Anker 535 Car Charger (67W) with USB-C & USB-C ケーブル (PD対応 67W 3ポート USB-C カーチャージャー)

製品のポイント(公式ストアより)

3台同時充電

最大67W出力のUSB-Cポート、最大22.5W出力のUSB-Aポートを搭載。ノートPCやスマートフォン、タブレット端末などの機器を3台同時に充電することができます。

幅広い機器へ急速充電

最大67W出力対応で、MacBook Proへも充電が可能。MacBook Pro (13インチ、M1、2020) であればわずか2時間20分で満充電ができます (Anker調べ) 。またProgrammable Power Supply (PPS) 規格にも対応しており、Galaxy S23シリーズなどPPS対応のスマートフォンへの急速充電が可能です。

超コンパクト設計

約60 x 32 x 32mmの小型化を実現。一般的な30W出力のカーチャージャーと同じ大きさで、 車内でも場所を取らず快適にご使用する事が可能です。

高い安全性

従来製品と同じ多重保護システムに加え、ActiveShield️ 2.0により優れた安全性を実現。独自の温度管理と接続端末の保護システムでお使いの機器を24時間守ります。

Q. UC18DAは現場で使える充電速度なの?

A. 「高速充電」ではないが「実用的」です。

付属の充電器や、65WクラスのPD充電器を使った場合の目安です。

  • マルチボルト(BSL36A18X):約100分
  • 18V(BSL1830C):約60分

AC電源の急速充電器(約25分で満タン!)には敵いません。
ですが「移動中の車内で継ぎ足し充電する」「昼休みに少し回復させる」といった使い方なら、実用上全く問題ないスピードです。
「今までと同じように工具で使う」ではなく「今まで出来なかった気軽な充電体験」で自分にあった新しいハイコーキバッテリーの使い方が見つかるかもしれません。

Q. 付属の充電器はスマホにも使える?

A. 使えます。むしろ高性能です。

付属のACアダプターは最大65W出力。
スマホやタブレットを繋げば、自動で最適な電流に調整してくれます。
PD65w対応なのでノートパソコンの充電用としても主力になってくれるスペックの充電器なので、
現場用としてだけでなく、普段使いの急速充電器としても優秀です。


旧型USBアダプタ BSL18UAも使い道はある?

公式ストアより

☝️こちらのBSL18UAは、今回紹介しているUC18DAにはないUSB type‐Aポート2口とDC12vの出力で構成されているため、
USBアダプターという側面で見れば、お手持ちの機器次第ではまだ選択肢として活躍の場があるのではないでしょうか。

 

純正が「社外品」と決定的に違う理由

「USBアダプタ」自体は、これまでも社外品(互換品)がたくさん出回っていました。
しかし、それらと今回の純正品は決定的に違います。

1. 「入力」ができるのは純正品だけ(現状)

ほとんどの社外品は「出力(バッテリーの電気をスマホへ)」専用です。
「入力(バッテリーを充電する)」という双方向のやり取りができるのは、高度な制御が入ったこのHIKOKI純正品BSL18UAの機能です。

2. 大切なバッテリーを守る

高価なマルチボルトバッテリー。
安物の非純正アダプタを使って、過放電や過充電でバッテリーを壊してしまったら元も子もありません。
公式品には、発熱時に自動で止まる「ヒートプロテクション」などの安全機能が搭載されています。この安心感は、数千円の差額以上の価値があります。


まとめ:全HiKOKIユーザーは充電環境改善に検討の価値あり!

まだ発売されたばかりで、「ただのUSBアダプタでしょ?」とスルーしている職人さんも多いかもしれません。

しかし、その実態は【Type‐C充電器でハイコーキバッテリーを充電できるようにする変換アダプタ】であり、プロ用バッテリーの使い方の自由度を広げる充電ツールです。

特に現場作業から切っても切れない車の移動時間を有効利用するために、
車載充電の利便性について重点を置いておすすめしました。

✅️常に充電できる環境にあるわけではないワークライトやダスターなどの車載サブツール、
これらに使用しているバッテリーを手軽にシガーソケットから取れる電源で充電出来るので、
わざわざ工具のケースから充電器を引っ張り出す必要がない。

✅️災害時、手持ちのハイコーキバッテリーが簡単にPD対応高出力のモバイルバッテリーに早変わり!
300ルーメンのライトも装備で停電時も安心!

この様な利便性の他にもそれぞれにあった使い道で可能性の広がる商品だと感じます。

UC 18DA 仕様表

項目仕様
形名UC 18DA
充電可能蓄電池リチウムイオン電池[マルチボルトタイプ蓄電池、18V(BSL 18XXシリーズ)、
14.4V(BSL 14XXシリーズ)]
蓄電池充電電圧14.4Vまたは18V
蓄電池満充電時間※【BSL 36A18X, BSL 36A18BX, BSL 36A18B】 約100分
【BSL 36B18X, BSL 36B18BX, BSL 36B18B】 約160分
【BSL 1460】 約120分
【BSL 1850C】 約100分
【BSL 1840M】 約80分
【BSL 1830C】 約60分
【BSL 1820M】 約40分
【BSL 1420】 約40分
【BSL 1415】 約30分
使用温度範囲0~30℃
外形寸法(全長×全幅×全高)112×80×53mm
質量0.18kg
入力/出力端子(Type-C)【PD対応】5V/3A, 9V/3A, 15V/3A, 20V/3.25A(最大65W)
出力端子(Type-C)5V/2.5A(最大12.5W)
光束300lm
照度750lx(光源より先方0.5m)
標準付属品ACアダプタ(USB Type-C 最大出力65W)、
USBケーブル(USB Type-C to Type-C 1m)

※使用環境や蓄電池の状態により、充電時間が長くなることがあります。

この便利さに気づいた人から、現場のスタイルが変わっていくはずです。

充電関連商品

 

私たち湘南ユーテックは【斫り・解体作業】に従事する上で、
自ら便利な道具を選び対応の幅を広げて現場に貢献し、快適な保護具を身に着け、作業の質を高める。
その様な意識もまた、職人としての付加価値を高める1つのマインドだと思いブログ記事に載せています。

私たちの経験に基づく発信が、あなたの日々のQOL向上のきっかけになれれば幸いです。

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